株式会社ファルマクリエ神戸

Dr. TANIGICHI's Report

Dr. TANIGICHI's Report 谷口先生レポート

REPORT 02

生体に及ぼす糖化の影響

生体内で糖化進むと、タンパク質、脂質の機能に影響を与えます。多くの中間体の生成を経て最終的には糖化最終生成物(AGEs)が生成されます。これら中間体、AGEsの中には、身体に悪影響を及ぼすものがあり、糖尿病、認知症、骨粗鬆症、がん等多くの病気の原因の一つになると考えられています。また、皮下のコラーゲンの糖化は、皮膚の硬化を引き起こし、しわを発生させ、皮下への糖化産物の沈着はしみの原因となります。このように、糖化は健康面だけでなく、美容面でも様々な問題を引き起こします*1

参考文献

*1 Glycation Damage: A Possible Hub for Major Pathophysiological Disorders and Aging Volume 9, Number 5; 880-900, October 2018
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6147582/pdf/ad-9-5-880.pdf