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SERVICE シコニン

シコニンとは

シコニン化学式

化合物英名,Shikonin. 骨格名, ナフトキノン

 シコニンはムラサキの根シコン(紫根)より抽出される薬⽤成分です。
従来から抗炎症、⾁芽促進などの創傷治癒促進作⽤のほか、殺菌作⽤が報告されています。当社の研究によりヒスタミンを含むケミカルメディエーター遊離抑制作⽤や炎症性サイトカインの発現抑制作用が確認されました。

シコン(紫根)とは

シコン(紫根)
多年草⽊ 「ムラサキ」
シコン(紫根)
ムラサキの根 シコン(紫根)



多年草木 「ムラサキ」の根

ムラサキは
「あかねさす 紫野行き 標野行き  野守は見ずや 君が袖振る」
の歌にもあるように天皇の御料地で大事に育てられた植物です。

古来より紫色の染料として用いられたほか、花岡青洲が考案した紫雲膏の成分としても使われてきました。
栽培が困難で、現在は絶滅危惧植物に指定されています。

紫根の主要成分、薬効

ムラサキ(Lithospermum erythrorhizon)は東アジア温帯の各地、特に中国東北部に多く自生する多年草。
ムラサキの根であるシコンは、コウカ(紅花)、アイ(藍)とともに、日本三大色紫の一つです。
染料の古代紫として、奥州南部紫、鹿角紫の名が知られています。

10月ごろムラサキの根をとって陽乾し、十分乾いたら、土を除きます。
これを生薬で、紫根といいます。
薬用には硬紫根を用い、外面が濃紫色で、皮部の厚いものが良品とされます。

主要成分 シコニン
 ナフトキノン類 : シコニン、アセチルシコニン、イソブチルシコニン、β,β-ジメチルアクリルシコニンなど
 カフェ酸誘導体 : ロスマリン酸、リトスペルミン酸
抗炎症、⾁芽促進などの創傷治癒促進作⽤。抗菌作用
近年抗腫傷作⽤が注目され⽩⾎病や乳ガンなどへの応用研究がなされています。

世界中で注目されるシコニン

世界で最も権威のある医学⽂献の検索サイトMedlineには、シコニン(shikonin)関連の論⽂が500編登録されています(2017年7月現在)。うち140編以上は、2016年以降の2年間に発表されたものです。最近とみにshikoninが注目されていることが分ります。

その中でも注目は……

Shikonin inhibits IgE-mediated histamine release by human basophils and Syk kinaseactivity. Takano-Ohmuro H, et al., Inflamm Res. 2008 Oct;57(10):484-8.

この論⽂は、シコニンがアレルギー、アトピーの原因物質の⼀つヒスタミンの遊離を抑制することを⽰したものです。

詳しくは <Shikonin inhibits histamine release>をご覧下さい。